Category Archive: 熊本のイヴェント

5月 10

平成26年度 クラシック特別企画シリーズ 昭和15年刊行の歴史的名盤集

今年度の蓄音器を楽しむコンサート。第1部、クラシックは5月から7月の三回シリーズで『歴史的名盤集』を順番に聴きます。昭和15年に日本ビクターが刊行した12枚のレコード各両面、24曲のセレクション。本体である書籍の方に『歌声こそ藝術』とあるように当時、名歌手がレコーディングした名花揃い。
現代ほどアカデミックなこと無く、歌を楽しむ時代だったことが感じられます。クラシック歌手の歌うポピュラーソング、ポピュラー歌手の希少な歌曲が選ばれ、すでに当時プレス枚数が少なかったというものまで我儘に選びぬかれています。
これを各月、8曲。テーマに分けて解説をしながら楽しんでいきましょう。

2月 22

平成26年2月例会 蓄音器を楽しむコンサートのご案内

「大天才の死に行く魂の前後の大燃焼であり天衣無縫の芸術である」(野村あらえびす著、名曲決定盤 P.489より)と評されます。今回はその中から「愛の文使い、春のあこがれ、セレナード、アトラス、憩の地、海辺にて、影法師」の7曲程、往年のウィーン国立歌劇場の花形歌手の一人、ハンス・ドゥーハン(バリトン)の独唱で聴いてみたいと思います。

12月 01

浦壁信二ピアノ・リサイタル オール・ラヴェル・プログラム in 熊本市健軍文化ホール

スクリャービン、ストラヴィンスキーときて、ラヴェルで臨む。浦壁信二さんのキャリアは長い。ストラヴィンスキーは2003年。スクリャービンは1996年2月というのだから、実績で築きあげてきたキャリアといえる。そんなことは知ら …

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11月 30

浦壁信二ピアノ・リサイタル 直前レビュー

スクリャービン、ストラヴィンスキーときて、ラヴェルで臨む。浦壁信二さんのキャリアは長い。ストラヴィンスキーは2003年。スクリャービンは1996年2月というのだから、実績で築きあげてきたキャリアといえる。そんなことは知ら …

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11月 25

珍しい音盤を今日は、聴いて頂きます。 – 第295回 蓄音器でレコードを楽しむコンサート

例えばベートーヴェンが交響曲を三曲しか作曲しなかったとします。もし、そうであっても「英雄交響曲』だけでベートーヴェンの名前は大きく残ったでしょう。それ故に交響曲第4番は存在が影に隠れがちというか、聞く機会も少ないでしょう。そこで先月が、ワルターがナチスから逃れるために英国のBBC交響楽団と録音したブラームスの交響曲第4番を聴いていただいたつながりで、トスカニーニがBBC交響楽団と録音したベートーヴェンの交響曲第4番を聴きます。

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